床下の断熱について
- 30代
- 東京都
- 男性
- 作成日時 : 2018/11/30 16:29
- マンション
- 床/壁/天井
- 中古
マンションの2階住戸を購入予定なのですが、1階が駐車場となっており、冬季に冷えるのではないかと懸念しております(完全に風が吹き抜けるピロティではなく、機械式の駐車場があります)。
フローリングのリフォームの際に床下の断熱を行うことは可能でしょうか?すみませんがご教示ください。
山商リフォームサービスからの回答
お問い合わせ頂きまして有難うございます。
マンションの断熱についてですが、確かに階下や両隣に住戸があるフロアと比較しますと、外部に面した箇所のコンクリート自体が冷えやすい環境ではあると思いますが、それでも一般的な木造住宅の建物と比較しますと、マンションは気密性が高く、外気に面したコンクリート壁にも厚みがありますので、断熱性能はそれなりに高い事が予想されます。
室内床が二重床構造になっており、フローリングがコンクリートに直接張られている仕様でなければ、それ程心配はいらないのではないでしょうか。
ちなみに、床の張替えを行う際に断熱材を設置する事は可能ですが、あくまで床を剥がした箇所のみの対応となりますので、専有部の床全体に設置する事は難しいと思います。また、断熱材を設置した箇所は床レベルが上がってしまうケースもあり、段差や建具との干渉についても検討が必要な工事となります。
今回のリフォームではフローリングの張り替えまでで留め、その後の生活でどうしても寒さを感じる様でしたら、外気との熱伝導率が高い「窓」への断熱対策を優先的に実施された方が、費用対効果は高いと思います。
もし中古マンションをご購入されてのリフォームでしたら、冬場の体感気温について、前居住者様のお話しを聞けると対策を立てやすいかもしれないですね。