建替えと全面リフォームの違い|リフォーム質問板

リフォーム質問板

建替えと全面リフォームの違い

  • 40代
  • 埼玉県
  • 男性
  • 作成日時 : 2015/12/05 17:53
  • 戸建
  • 家全体(フルリフォーム)

建て替えと全面リフォームの違いについて教えて下さい。

山商リフォームサービスからの回答

まず大きな違いとしましては、全面的なリフォーム(フルリフォーム/リノベーション)の場合、基礎や土台その他利用できる建築物を活用しながら新築同様にリフォーム致しますので、その分の建築費が安く抑えられるという部分が大きなメリットです。

また、建て替えとなる新築に比べて、リフォームは設計上の自由度が低くなる印象をお持ちかもしれませんが、新築は間取りやコーディネートなどある程度人気が高く、需要の多いプランにパターン化されてきてしまっている傾向にあります。その点リフォームの場合は、必然的に完全オーダーメイド型の設計となりますので、観点を変えれば新築よりも自由度が高いプランニングが可能という考え方もできます。
事実、弊社のお客様では当初新築で検討していたけれど、予算内で選べるプランのパターンが限られているので満足できなかったという理由で、全面的なリフォームに切り替えて弊社にご相談頂き、全て自分たち好みにデザインされたお客様も少なくありません。
(ただし防火/準防火地域や、既存不適格の建物の場合は、対応ができない場合がありますので個別にご相談下さい。)

建築費用以外の諸経費につきましても、新築の場合は登記や印紙代火災保険等で、総予算の3割程度となる数百万円が必要となります。
一方リフォームの場合も諸経費が必要となるのは同様ですが、仮住まい家賃や引越し代、確認申請代などで、一般的には数十万円から、かかっても100万円程度となりますので、新築に比べて諸経費のコストも抑えられる事は大きいメリットとなります。

ただし、必ずしも新築の方が良い、リフォームの方が良い、とはこの場では申し上げる事はできません。それぞれのお客様の条件や状況によって判断は変わってくると思いますので、まずは一度弊社にご相談頂いた上で、新築の会社様とも色々と相談頂き、それぞれのメリット・デメリットをふまえて検討頂ければ良いのではないでしょうか。