防音フローリングと不陸
- 40代
- 東京都
- 男性
- 作成日時 : 2026/03/08 23:31
- マンション
- 床/壁/天井
- 保証/アフターメンテナンス
- 防音/遮音
そちらで防音フローリングを施工してもらったのですが、下地調整の左官が酷く不陸が1cm〜2cmくらい有り波打っている箇所も多く歩行感が最悪で1度担当に聞いたのですが、出来上がりの保証はしていないし別に住めなくはないのでと言う回答だったのですが、フローリングのメーカーに問い合わせると防音フローリングは不陸は2mmから3mm以内で施工をお願いしているので波打って1cmなどは論外との回答でしたが是正の対象にはならないのでしょうか?
慣れるかなと思って住んでみましたが、住んでみても慣れる事はなく結局泣き寝入りとなってるので問い合わせさせて頂きます。
左官については職人側にも聞いたのですが、範囲的に通常3日掛かるところを1日でやれと担当から言われ時間が足りなかったせいとの話でしたので。
宜しくお願い致します。
山商リフォームサービスからの回答
お問い合わせ頂きまして有難うございます。
内容を拝見し、弊社の工事とその後の対応に疑問を持たれていらっしゃるという事で、大変申し訳ありません。
しかしながら、こちらは匿名の投稿サイトとなっているため、投稿者様がどちらのお客様かが特定できず、詳細な内容を確認する事ができない状況となります。お手数ですが、弊社の「お客様相談室」まで直接お問い合わせ頂ければと思います。
お客様相談室:
フリーコール:0120-118044
(携帯の方はコチラ:03-3859-3411)
その上でとはなりますが、お問い合わせ頂きました件については、下記の通りご回答させて頂きます。どの様な工事内容で、どのような工事規模で、どのような工法で実施させて頂いたのかが不透明のため、どうしても客観的な視点での見解となります事はご容赦下さい。
尚、弊社としても誤解が無いよう、一つ一つ丁寧にご説明が必要な内容と考えておりますので、インラインの形式で長文でのご回答となります事をご了承下さい。
>防音フローリングを施工してもらったのですが、
>下地調整の左官が酷く不陸が1cm〜2cmくらい有り
>波打っている箇所も多く歩行感が最悪
まず防音フローリングの施工という事ですので、リフォームさせて頂いた場所は、鉄筋コンクリート造の「マンション」である事を前提でお話しを進めさせて頂きます。
弊社でマンションのスケルトンリフォームなどを実施する場合、基本的には置床工法(2重床工法)を選択する事が多くなっておりまして、これはコンクリートの上に、脚がネジ式になった下地材を敷き詰めていく方法でして、このネジ式の脚は高さを調整する事ができるため、コンクリートに不陸があったとしても、水平を保てる工法となります。
こちらは理想的な工法ではありますが、コンクリートから床までの高さで、ある程度の懐(高さ)が確保できる事や、床が上がっても室内の天井高が居室として必要な高さを確保できる事が条件となるため、その高さを確保できない場合は、ドアなども含めて全体的に高さを変更していく工事が必要となります。1-2部屋だけの工事や床工事だけを行うリフォームのような場合には適さないため、部分的に導入する事は難しい工法となります。
投稿者様の説明で、置床を行う大工工事ではなく、左官工事に不備があったとお考えのご様子ですので、今回のリフォームはこの置床工法ではなく、コンクリートの上に直接「防音フローリング」を張っていく工法がとられているケースではないかと考えております。
次に不陸調整についてのご説明させて頂きます。弊社のご注文書に記載させて頂いている工事項目で、左官工事の「下地調整」とは、床を解体してコンクリートが露出した際に、もしクラック(ひび割れ)、穴、段差などが生じていた際に、そのままですとフローリングを直に張っていく事に影響がでてしまうため、その箇所を「均す(ならす)」作業となります。また、和室から洋室への改築の場合などは、押入の部分のみコンクリートの段差が生じているケースがありますので、この部分を左官工事で段差調整させて頂く事があります。
ここでご理解頂きたいのは、その部屋全体を水平に左官する工事という意味ではないという事です。仮に、床全体に左官が必要になる程、コンクリートのうねりや段差が発生している状況下では、下地調整としての範疇を超えてしまいますので、作業時間や費用、またどこまで完全にレベルを揃えられるかどうかという事もあり、左官工事での対処はあまり現実的ではありません。その場合は、左官工事ではなく「セルフレベリング」という工法を導入する運びとなります。(インターネットで「セルフレベリング」と画像検索でお調べ頂ければ、作業内容のイメージがつきやすいと思います)
ただし、一般住宅の床工事でセルフレベリングの実施を前提にリフォームすることは稀(まれ)だと思います。セルフレベリングは職人さんがコテで押さえなくても自らの力で平滑になるような材料ですが、その流動性の高さからマンションですと階下へコンクリートを浸透しての水漏れの可能性があります。既に居住している状態のマンションで、そのリスクを伴ったまま実施する事は弊社としては推奨できませんので、もし実施する場合は室内を完全にスケルトン状態にして、室内のコンクリート床に防水工事を施し、その後にセルフレベリングを行う流れとなります。費用としては防水工事とセルフレベリングだけで100万円位が予想される上に、結局スケルトン状態にする必要があるのであれば、セルフレベリングではなく前出の置床工法によるご提案をさせて頂く可能性が高いと思います。
>フローリングのメーカーに問い合わせると
>防音フローリングは不陸は2mmから3mm
>以内で施工をお願いしている
お客様の仰る1cm〜2cmというのが、どれくらいの距離感で発生しているのか不明ですが、そもそもフローリング自体が1㎝ほどの厚みですので、1cmずれているとなりますとフローリングの厚み1枚分になってしまいます。メーカーが説明する通り、短い距離感でそれだけレベルが違う場合は、フローリングを張る事自体が難しくなると思います。
現在、フローリングは仕上がっているご様子ですので、弊社として左官によって滑らかにする不陸調整は実施させて頂いているものと考えます。今回、防音フローリングを張らせて頂いたという事ですが、その前の床材は何が設置されておりましたでしょうか。仮にカーペットが張られていた場合、カーペットの下にはフェルトというクッション材がありますので、フローリングよりも気付きづらかったという事はあるかもしれませんが、コンクリート自体はもともと大きく波打っていた可能性があります。
>出来上がりの保証はしていない
そのような事はありません。仕上がりについては引渡しの際に保証書を発行させて頂いておりますので、もちろん保証させて頂きます。ただし、これはあくまで弊社が実施した工事の範囲に限られますので、申し訳ありませんが、コンクリート自体が波を打っていた事についての保証は難しくなってしまいます。
置床工法やセルフレベリング工法を実施していない限り、レベル調整については、もとの状況よりも可能な限り改善させて頂く努力範囲での対応となる事をご理解頂ければと思います。尚、弊社からの事前説明に足りない部分があった事は予想されますので、もしその様な場合は、この場をお借りしてお詫び申し上げます。
>範囲的に通常3日掛かるところを1日でやれと
>担当から言われ時間が足りなかったせいとの話でした
この内容については、現状の情報では真意を確かめる事は難しくなってしまいます。申し訳ありません。
少し気になる点としては、お客様が不陸を感じたのはフローリングが仕上がった後だと思うのですが、その時点では左官工事の職人さんの作業はずいぶん前に完了している可能性が高く、お客様と左官職人が直接お話しをする機会はそれ以降では無かったと予想するのですが、どの段階での会話だったのでしょうか。それとも「職人側」という表現でしたので、左官とは別の職人さんとの会話でしょうか。
いずれにしましても、全てが想定のお話しとなってしまいますので、冒頭申し上げさせて頂きましたとおり、気になる点につきましては、お客様相談室まで直接ご連絡頂ければと思います。
誠に申し訳ありませんが、どうぞ宜しくお願い致します。

