軽量でメンテナンスフリーの金属屋根へ葺き替える見積りについて|リフォーム質問板

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軽量でメンテナンスフリーの金属屋根へ葺き替える見積りについて

  • 70代
  • 茨城県
  • 男性
  • 作成日時 : 2018/03/17 09:18
  • 戸建
  • 屋根/外壁
  • 金額
  • 保証/アフターメンテナンス

屋根の葺き替えリフォーム
屋根の葺き替えをする見積もり額を知りたくて、連絡しました。

図面はあると思いますが、パソコンで画像を送る方法が解らないため送れません。
2階建てで約200㎡の家です。

これをハイブリット軽量屋根材のディーズルーフィングに変えたとき、どのくらい経費が掛かるか、おおよその見積もりが出来るなら見積もってほしい。

山商リフォームサービスからの回答

お問い合わせ頂きまして有難うございます。

まずはご提案させて頂きます、ディーズルーフィング(D's Roofing)という屋根について、その特徴や性能を簡単にご紹介させて頂きます。

■メンテナンス:
初期費用は高めですが、20年経過時でもメンテナンスを行わずに美観を保ちます。屋根材自体や屋根材が原因による漏水については、メーカーが30年保証しております。

■軽量:
1m²あたり7kgという軽さで、他の屋根材と比較しますと、平板スレートの約1/3、瓦に対しては約1/6~1/7の軽さです。

■断熱:
ディーズルーフィングは表面が石粒状になっている為、熱伝導値が低く小屋裏へ熱を伝えづらい構造になっています。

■防音:
表面の自然石粒層によって、雨音などの微振動による高周波を軽減します。

■防水:
屋根材同士を一体化させる「インターロッキング工法」の採用による高い防水性。また、60m/sの暴風にも耐える強度を保ちます。

■素材:
錆に強いガルバリウム鋼板と同じ組成のジンカリウム鋼板(※)が基材です。
※ジンカリウム鋼板(アルミニウム55%・溶解亜鉛43.4%・シリコン1.6%)は、亜鉛鉄板との比較において3〜6倍優れた耐久性があります。


それでは費用についてご回答させて頂きたいと思います。
詳細資料のご確認前段階となりますので、2階建て延床面積200㎡という情報から、葺き替え面積を仮に140㎡と設定させて頂きたいと思います。既存の屋根は日本瓦と致します。

・既存屋根面取り外し処分(日本瓦 140㎡) 490,000円
・下地木工事(9mm コンパネ 140㎡) 364,000円
・ルーフィング(ゴムアスルーフィング2重 140㎡) 84,000円
・金属屋根葺き(ディーズルーフィング ディプロマット 140㎡) 1,187,200円
・棟(10m) 15,000円
諸経費5%と消費税を合わせますと、合計2,420,000円位となります。
※別途で雨樋の調整や交換が必要となる場合があります。

一般的なスレート屋根と比較しますと、初期費用はやはり1.5倍の程の費用がかかってきます。一方で環境にもよりますが、スレート屋根が10年前後で定期的な塗装や、30年程経過で葺き替えを検討しなければいけないのに対し、ディーズルーフィングは、長い目で見た時のメンテナンスフリーという魅力があります。

また、何よりもお金には変えがたい点として、屋根の軽量化による耐震対策です。
ご投稿者様のご自宅を例にしますと、

日本瓦(和瓦)の場合、1㎡あたりの屋根の重量が45kg程となりますので、
・140㎡×45kg=6.3t
ディーズルーフィング ディプロマットの場合、1㎡あたり7kg程となりますので、
・140㎡×7kg=0.98t

この差は、軽自動車(約750kg)で考えますと、7台分相当の重量が屋根から軽減される計算となります。こういった内容を参考に、様々な観点でじっくりとご検討頂ければと思います。

(商品の説明において、一部メーカーサイトの記述を転用させて頂いております。)